【土地探しの話】失敗例から学ぶ土地探し
皆様、こんにちは~。
くつりらホーム 住宅建築コーディネーターの佐藤です。
今日は、失敗事例から学ぶ土地探しについて
お話したいと思います。
当社を訪れる方の中には、
土地探しから始められる方が多くいらっしゃいます。
むしろ、土地をお探しのお客様の方が多いです。
「良い土地」というのは、
出てきたらすぐに売れてしまいますが、
それでも何百万円・何千万円とする高価なものであり、
衝動的に買うわけにもいきませんよね。
先日、同じく住宅会社を営む経営者の方々と
一緒の勉強会に参加し、
「土地購入でお客様が失敗した例」のお話で
盛り上がりました。
その一部をご紹介させていただきます。
●ケース1
隣の空き地にマンションが建ってしまった!
日差しの入る、明るい一戸建てを希望しており、
南側に広い平面月極駐車場のある土地を購入。
吹き抜けのある広々とした家を建築。
数年後、駐車場の場所にマンションが建ってしまい、
家は薄暗い印象の家に。
広い駐車場や農地などは、
いずれマンションが建ってしまったりする
可能性も見込む必要があるかもしれませんね。
●ケース2
角地で便利だが、ゴミの問題があった。
数十メートルで幹線道路に出られる
便利な立地の角地を一目ぼれで購入。
好立地な割には割安な土地でしたが、
工事を始めたのちに、目の前が
ゴミ集積所であったことに気づく。
家が建ち実際に住み始めると、
カラスなどによってゴミ袋が荒らされたり
また、ゴミ収集日にニオイが気になったりして
困っています、というお話でした。
自宅前であるため、ゴミの日に
毎回掃除をすることになりました。
土地を購入する際は、事前に
ゴミ集積所の場所も確認しておくとよいですね。
●ケース3
日当たりを考えて家作りをしたのに、
夏がとても暑くなってしまった。
学校や駅も程近い利便性のよい土地を購入。
土地の形が旗竿状になった旗竿地で、
安く買うことができたものの、
周りを家に囲まれているので
1階は暗くなることが予想されました。
そこでキッチンやリビングを2階に配置し、
トップライト(天窓)をたくさん設けました。
明るさは確保できたものの、
夏の2階の暑さに悩まされることに。
トップライト(天窓)を作る際は、
太陽光が過度に入ってこないか予測しましょう。
●ケース4
風の強い日に砂埃が飛んできて洗濯物が干せない。
子どもの通学に便利がよいところを探していて、
小中学校が近い土地を購入。
しかしこれがあだとなり、
風の強い日は校庭の砂埃が飛んでくるため
洗濯物を外に干せません。
天気がよくても、洗濯物は室内干しとなり、
また布団はクリーニングに出すようになり、
意外な出費がかさむことに。
子育て世代に学校の近の土地は人気ですが、
近すぎると騒音や砂ぼこりも被ることになります。
●ケース5
日中の"抜け道"に面した土地のため、
子どもを庭で遊ばせられない。
子どもをのびのびと遊ばせたいと考え、
公園に近く庭も広く取れる土地を購入。
しかし、土地の目の前にある道路は、
日中、いわゆる"抜け道"となっていて、
ことのほか車の往来が激しいことが発覚。
子供が公園に行きたがるときも、
庭で遊びたがる際にも、
道路に飛び出したら危ないので目を離せません。
家に面した道路の交通量は、
時間帯によって変わる場合があるので、
特に子供が小さいうちは日中の交通量を調べましょう。
以上、今日は土地探しの失敗例をご紹介しました。
土地は高価なものなので、失敗したからと言って
簡単に買い換えられるものではないですよね。
私たちは土地を購入されるお客様に、
その土地の法律的なこと、近隣状況などなど
無料で診断させていただいております。
土地をお探しの方は、お気軽にお問合せください。
お客様の味方になって、良い土地探しの
お手伝いをさせていただきます。
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